ETCの再セットアップが必要なケースまとめ

ETC2.0

ETCを利用する場合、ETC車載器に車両情報を登録するセットアップを必ず行っていると思います。

一度セットアップしたETC車載器でも、いくつかのケースでセットアップをしなおす再セットアップを行わなければいけません。

ここでは、ETC車載器の再セットアップが必要になるケースをまとめてみました。

ETC車載器の再セットアップが必要になるケース
・ナンバープレートを変更した場合
・車両を変えた場合
・DSRC車載器をETC2.0に変えた場合
・車両に牽引装置をつけた場合

ナンバープレートを変更した場合

引越しをした場合、人気のご当地ナンバーの新規取得、現在の車のナンバーが気に入らず希望ナンバー制で変更した場合など車のナンバープレートが変更になった場合には再セットアップが必要となります。

ETC車載器にはナンバープレートと紐づく情報を登録してあるため、必ず再セットアップを行わなければなりません。

なお、引越しをしてもナンバープレートが変更しない人がいますが、法律上はナンバープレートを変更する必要があります。

道路運送車両法で「住所又は使用の本拠地に変更があった場合、15日以内に変更登録の申請をしなければならない」と定められています。

道路運送車両法の第12条1項
自動車の所有者は、登録されている型式、車台番号、原動機の型式、所有者の氏名若しくは名称若しくは住所又は使用の本拠の位置に変更があつたときは、その事由があつた日から十五日以内に、国土交通大臣の行う変更登録の申請をしなければならない。

陸運局の管轄が同じ場合は変更をする必要はありません。

引越しをした場合でもナンバープレートを変更しなくてもいいケースがあります。

それは、陸運局の管轄区域が同じ場所に引越した場合です。

【例】

品川ナンバーの管轄区域
千代田区、中央区、港区、品川区、目黒区、大田区、渋谷区、大島町、利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、八丈町、青ヶ島村、小笠原村
世田谷ナンバーの管轄区域

世田谷区

品川区から港区に引越した場合
同じ管轄区域なので変更の必要なし

品川区から世田谷区に引越した場合
別の管轄区域なので変更が必要

引越しをしてもナンバープレートを変更しない人がいる原因

  • 罰金50万円の罰則があるが、めったに適用されない
  • 車検は問題なくうけることができる
  • 自動車の納税通知書は新しい住所でもうけとることができる

以上の理由から引越しをしてもナンバープレートを変更しない人が少なくありません。

しかし、引越しにともなうナンバープレート変更を怠ると、
所有している車がリコール対象となった場合にリコールの通知が届かない
書類の廃車・下取り時の手続きに時間がかかる
など、問題も多くありますので、面倒でも変更手続きをしておきましょう。

車両を変えた場合

新車や中古車を新規で購入した場合、ナンバープレートだけでなく車両情報も変わりますので再セットアップが必要となります。

DSRC車載器をETC2.0に変える場合

2015年6月30日までに購入したDSRC車載器をETC2.0に変える場合にも再セットアップをする必要があります。

DSRC車載器をそのままの状態で使い続けることはできますが、ITSスポットを利用した渋滞情報、安全運転支援、災害時支援情報などの情報提供サービスうけることができるETC2.0に対応するためには再セットアップしなければなりません。

2015年7月1日以降のDSRC車載器のセットアップはETC2.0セットアップ対応しているため、再セットアップの必要はありません。

ETC2.0のセットアップにつきましては、「ETC2.0ショップステッカー」が貼られているETC2.0セットアップ対応店にてセットアップを行う必要があります。

2013年11月1日~2014年2月25日に実施された、国土交通省道路局による「走行経路確認社会実験モニター」に参加した車載器はETC2.0に対応しているため、こちらも再セットアップの必要がありません。

車両に牽引装置をつけた場合

ボートやバイクを運ぶためのトレーラーなどの牽引(けんいん)装置をつけた場合、車両情報がかわりますので再セットアップが必要となります。

車載器のセットアップ時には「けん引装置の有無」という項目があります。こちらを「有」にして再度セットアップを行います。

牽引装置をつけた車が、再セットアップを行わないままETCレーンを通過しようとすると開閉バーが開かないようになっています。

ETCレーンには車両検知器というセンサーが設置されており、車両の種別、車軸数を判別しているためです。

再セットアップが不要なケース

非常にまぎらわしいケースですが、以下のケースでは再セットアップは不要となっています。

ETC車載器を付けたまま車両を売却した場合

ETC車載器には車両やナンバープレートの情報が登録されています。個人の名前や住所など個人情報に紐づく情報は一切登録されていないため、ETC車載器を付けたまま車両を売却しても特に問題はなく、再セットアップも必要ありません。

車載器を譲渡・売却した場合

ETC/ETC2.0車載器には名前や住所などの個人情報は登録されていませんので、車載器を譲渡・売却した場合でも登録情報の削除や再セットアップの必要はありません。

ETCの再セットアップ方法と費用

再セットアップは自分で行うことはできません。必ず専門の登録店で再セットアップをする必要があります。

ETCの再セットアップ方法と費用を解説します。

再セットアップはどこで行う?

再セットアップは全国のカーディーラーやカー用品店など、ETCシステムの管理運用を行う道路システム高度化推進機構(ITS-TEA)の審査に合格した全国の登録店で行えます。
登録店によっては、時間がかかったり、ETC2.0の再セットアップに対応していない登録店もありますので、事前に確認するようにしましょう。

セットアップ店検索
http://www.go-etc.jp/shop_search/

セットアップ登録店には2種類ある

再セットアップを行える登録店にはオンラインセットアップ店とオフラインセットアップ店の2種類があります。

・オンラインセットアップ取扱登録店
ITS-TEAとの再セットアップ申請のやりとりをインターネットで行う取扱店です。当日には再セットアップが完了しますので、すぐにETCが利用できます。

・オフラインセットアップ取扱登録店
ITS-TEAとの再セットアップ申請のやりとりをFAX及び郵送で行う取扱店です。再セットアップには申込から1週間程度かかります。またETC2.0の再セットアップには対応していません。

再セットアップに必要なもの

・ETC車載器
・車検証
・セットアップ申込書(前回使用したもの)
・運転免許証等の身分証明書(本人が確認できるもの)
・委任状(本人以外が申込する場合)

セットアップ申込書は以前にセットアップした時に使ったものです、通常は車検証とセットで保管されていると思います。みつからない場合は、車載器本体から車載器管理番号がわかれば再セットアップ可能です。

再セットアップの流れ

再セットアップはセットアップ登録店と道路システム高度化推進機構(ITS-TEA)とのセットアップデータのやりとりとなりますので、こちら側で特にやることはありません。登録店に全ておまかせで問題ありません。

再セットアップの費用

再セットアップ費用は、2,500円~3,000円程度です。登録店によってそれほど差はありません。キャンペーンなどで割引される場合もありますので、事前に登録店に確認しておきましょう。

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